水戸市ハザードマップに基づく調査報告

【水戸市ハザードマップ考察】

水戸市の発行する「水戸市土砂災害ハザードマップ」@〜F地区に基づき、市内各地区の被災状況を確認しました。

水戸市土砂災害ハザードマップ@(飯富地区)

土砂災害ハザードマップ@(飯富地区)
水戸被災状況
(1)「飯富郵便局周辺」
昔ながらの建物は瓦と塀の破損が多く、ビニールシートによる補修が至るところで見られた。危険区域に指定されていた地域は、竹林の茂るところが多く、土砂災害の被害は見つからなかった。高台の下を走る道路は、亀裂が走る箇所が所々に見られた。[3月20日撮影] (2)「大井神社周辺」
大井神社の正面の鳥居が崩壊していた。階段の基礎部分の歪みや、地面のひび割れ、本殿を囲む塀の基礎部分の損壊などが起きていた。[3月20日撮影]

水戸市土砂災害ハザードマップA(渡里、常磐地区)

水戸市土砂災害ハザードマップA(渡里、常磐地区)
水戸被災状況
(1)「田野川流域/茨城大学・附属中学校裏側斜面」
土砂災害などの現象は見られなかったが、道路の亀裂が多く見られた。水戸市による早急な対応があり、通行可能な状態だった。配水が一部詰まっており、水が上手く回りきっていないようだった。[3月20日撮影] (2)「生涯学習センター」
入口の破損状況がひどく、建物内は立ち入り禁止になっていた。地盤はしっかりしているようで、広い駐車場にも大きな亀裂や隆起などは見られなかった。[3月20日撮影] (3)「万代橋周辺/水戸八幡宮」
万代橋のそばの空き家が全壊していた。すぐそばにある三叉路の陥没もひどかった。水戸八幡宮は鳥居や灯篭などの崩壊、また宮司宅の瓦の破損などが見られた。[3月20日撮影]