水戸市ハザードマップに基づく調査報告A

【水戸市ハザードマップ考察A】

震災直後(3月19・20日)に撮影した景観やスポットの状況の経過を継続して調査します。

水戸市土砂災害ハザードマップ@(飯富地区)

土砂災害ハザードマップ@(飯富地区)
水戸被災状況
(A)「飯富郵便局周辺」
昔ながらの建物は瓦と塀の破損が多く、ビニールシートによる補修が至るところで見られた。危険区域に指定されていた地域は、竹林の茂るところが多く、土砂災害の被害は見つからなかった。高台の下を走る道路は、亀裂が走る箇所が所々に見られた。[3月20日撮影]
50日後の追加調査個人宅の屋根瓦や塀などの修復具合はまちまちだった。地割れの跡は震災前と変わらない状態まで自然修復している箇所も随所に見られた。[5月4日撮影] (B)「大井神社」
大井神社の正面の鳥居が崩壊していた。階段の基礎部分の歪みや、地面のひび割れ、本殿を囲む塀の基礎部分の損壊などが起きていた。[3月20日撮影]
重量のある灯篭や破損した鳥居はそのままだが、人の手によって部分的な片付けの跡が見られた。地割れ箇所のほとんどが目立たなくなっていた。[5月4日撮影] (C)「飯富町/その他(道路状況)」
一週間後に未舗装だった道路も、修復が進んでいた。液状化の影響が大きく、車道と歩道の段差が大きく食い違っていた。[5月4日撮影]